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CASE 452 吃音対応の支援事業始めたい

合同会社の設立を提案

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例


令和 5 年 11 月 5 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 児童デイサービス たんたん(合同会社ちぇんじ)
 ◆ 業 種 障がい児通所支援事業(児童発達支援)
 ◆ 所在地 豊見城市
 ◆ 資本金 非公表
 ◆ 創 業 2023年
 ◆ 従業員 若干名
 
【相談内容】
 豊見城市で、言語聴覚士とともに「吃音(きつおん)」に対応した、家族と共に通い、学ぶ、児童デイサービス(児童発達支援)事業を始めたいので開所に向けたアドバイスがほしい。

【回答】
 法改正により、児童デイサービスが通所サービスと一元化され、児童発達支援、放課後等デイサービスなどになった。事業所数は2019年には6846カ所と大幅に増えている。このサービスを提供するためには都道府県による指定を取る必要があり、新規で参入しようとすると難易度は高い。
 代表の大塚乃子さんは言語聴覚士と共に「吃音」に対応した児童発達支援の開所を目指していた。親も一緒に通って活動するスタイルは県内でもまれな取り組みである。
 吃音とは、話す時に最初の一音に詰まってしまうなどの発話障害の1つで、全国に120万人以上いるとも言われている。2~4歳ごろの幼児期に発症する「発達性吃音」が多いが、疾患や心的ストレスなどによる「獲得性吃音」などもある。早い段階での家族ぐるみの対応はその後に大きく影響する。
 この事業は法人格が必要で、法人化、指定申請自体は多岐にわたる書類などをそろえていくこととなる。設立しやすい合同会社の設立を提案し、税務署や年金事務所などへ開業届、社会保険の適用などを行い、申請手続きを進めた。申請は指定日からそれぞれ決められた期日までに事前協議、続いて本申請を行う必要がある。事業計画書で運営の詳細を明記し、必要な各種規程やマニュアルなどを整備していった。
 福祉事業では、2カ月は入金のない状態が続く。申請が受理され稼働しても利用者数によって収入が変わる。そのため資金繰り表の作成は欠かせない。運営の課題は利用者数獲得、利用契約を増やすことだが、容易ではない。開所後の運営、営業、資金繰りに注意を払いながらアドバイスを行った。大塚さんは課題の一つ一つを着実にこなし、7月の開所につなげることができた。
 家族と共に通い、親子一緒に学ぶ児童デイサービス「たんたん」は、これまでの児童発達支援のあり方を超えた、良い社会のあり方を提案しているように思える。
(県よろず支援拠点コーディネーター・鈴木和久

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例

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※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。  


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CASE 426 閑散期の売り上げ確保

別事業で 40 % 以上拡大

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令和 5 年 4 月 30 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ■ 企業名 シーラバーズ株式会社 
 ■ 業 種 ダイビングおよびマリンスポーツ
 ■ 所在地 恩納村
 ■ 資本金 1000 万円
 ■ 創 業 2004 年
 ■ 従業員 20 人 

【相談内容】
 マリンレジャーがメインで、オフシーズンの売り上げはもともと低く、コロナ禍にあって売り上げが全体的に減少する中、雇用を維持していくためにも、オフシーズンの売り上げを確保したいが、どのようにすればよいか。

【回答】
 全国のダイビングショップの過半数が沖縄県に存在しており、沖縄のマリンスポーツは世界的にも評価は高く盛んである。一方、運営する事業者は小規模も多く、コロナ禍により廃業したところも少なくない。マリンスポーツなど季節要因の大きい産業はオフシーズンの収入をいかに上げていくかが重要となる。相談者の佐藤繁代表は「当社は県公安委員会より安全対策優良事業の認定も受け、コロナ禍でも一定の集客ができていたが、オフシーズンの売り上げ確保が課題である」と言う。
 よろず支援拠点への継続的な相談で取り組んだ内容は3点。一つ目にはオフシーズンの売り上げを作る事業の確立として、既にノウハウのあるカヤックを展開したこと。ダイビングやシュノーケリングと異なり海水に入ることもほとんどなく、厚着もでき子供から老齢まで楽しむことができる。二つ目は雇用条件の見直しで、年間の休日を増やすことで、より働きやすい環境づくりを目指した。三つ目は広告宣伝の見直し。航空便の欠航が続いたので関連先の広告は控えるようにして常に広報のリバランスを図るようにした。
 これらを取り組んだ結果、コロナ禍で半減した売り上げを40%以上あげ、コロナ前の8割強まで回復させ現在も順調に推移している。
 県の発表では、2023年2月の沖縄の入域観光客数のうち国内客はコロナ前の水準を上回り過去最多で、外国人観光客においても国際線やクルーズ船の運休が続く中、2018年度対比で2割程度まで回復してきた。日本政府観光局は3月の訪日外国人客数を181万7500人と推計しており、2019年と比較して65.8%まで回復してきている。
 今事業者に求められているのは、コロナ禍によって傷ついた財務の再建はもちろんのこと、事業の見直しがしっかりとできたか、効率的な経営体制を構築できたか、働きやすい環境を整備できたか、観光客やニーズにしっかりと応える準備ができているか、いま一度見返すことであろう。
(県よろず支援拠点コーディネーター・鈴木和久

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CASE 402 コロナ禍 不動産業の形態模索

オンラインで業務拡張

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令和 4 年 10 月 30 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ■ 企業名 非公表
 ■ 業 種 不動産
 ■ 所在地 非公表
 ■ 資本金 非公表
 ■ 創 業 2019年
 ■ 従業員 3人
 
【相談内容】
 創業して間もなくコロナ禍の影響を受け、これまでの事業形態、営業形態で対応することが困難になった。新しい不動産事業のスキームが必要と考え、持続可能なモデルを構築して将来性ある事業へと転換をしたいが、どうしたらよいか。
 
【回答】
 国内の不動産市場は拡大傾向にある中で、インターネットを介した商取引は進んでいるが、多くは対面など地域に根ざした営業手法をとっている。従来の不動産購入における契約はそのほとんどが紙で交わされるため、全ての契約書に住所や氏名の手書きと押印が必要であり、重要事項説明なども必須となっていることで対面からの脱却がしにくい。相談者は、コロナ禍の影響で対面営業が困難になったため新たな営業方法を模索していた。
 そこで、まずデータ化とオンライン化をキーワードに提案した。購入希望者とのオンライン会議、内見はVRなど、遠方であっても購入したい沖縄の物件をオンラインで見ることのできるシステムを構築することにした。
 また、法改正により不動産取引に欠かせない重要事項等説明のオンライン化が可能となり、契約締結までできるようになるなど、法的な市場環境も変化した。遠方の不動産購入希望者と、相談、交渉、契約に関することなど業務の半数以上がオンライン上で可能となった。営業方法も米国型のエージェント制度を参考に、在宅で営業活動ができる体制を構築することができた。
 さらに、海外のリゾートエリアの不動産を扱うサービスを提案。日本貿易振興機構(ジェトロ)、日本総領事館、現地同業他社と連携を構築し、政治、経済、文化、言語などの違いに対応しつつ、事前調査、パートナー構築を進めた。
 グーグル発表の「旅行先トレンドナンバーワン」に選ばれた、今アジアで最も注目をされているリゾート地であるダナン(ベトナム)で、営業拠点を構築することができた。
 コロナ禍でこれまでの営業手法などが通用しなくなることも多く、物流、商流はもちろん、体制そのものを根底から見直すことが必要になることもある。しかしそれが、日本や世界に対して新たなビジネスを展開するチャンスとして捉えられれば、アジアのゲートウェイとしての沖縄となる絶好の機会と言えよう。
(県よろず支援拠点コーディネーター・鈴木和久

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CASE375 放課後デイ開所で資金枯渇

事前の資金計画が必要

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令和 4 年 4 月 17 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ■ 企業名 非公表
 ■ 業 種 障がい児福祉事業(放課後等デイサービス)
 ■ 所在地 非公表
 ■ 資本金 非公表
 ■ 創 業 非公表
 ■ 従業員 若干名

【相談内容】
 放課後等デイサービスを開所するために、個人の資金を出して準備してきた。法人設立と指定認定に時間を要し、何とかめどがたち開所日も決まったが、資金が枯渇。同事業の収入は2カ月遅れでの入金のため、資金繰りをどうしたらよいか。

【回答】
 放課後等デイサービスは、障がい児福祉事業であり、障がい児にとっての学童と言える。福祉事業は行政への報告と請求、入金となるが、実際に入金されるのは2カ月後であり、事前に資金を十分に確保することが必要である。
 また、指定を得るためにさまざまな要件を満たし、書類を準備して提出する必要があり、実際に指定を受けるには数カ月かかる。十分な資金がない場合は、収支と予想残高をしっかりと計画しておかないと、準備していた資金がショートすることは少なくない。
 本件相談者も法人設立に時間がかかり、予定より数カ月遅れてしまったために経費がかさみ、創業用の運転資金の大半を使ってしまった。指定は受けられたが、その後の資金不足を心配して、よろず支援拠点へ相談にきた。
 相談時点で金融機関からの借り入れができずにいたため、金融機関に現状と見通しを正確に伝え、借り入れを行うことを提案した。
 まずは、資金繰り表の作成からである。目的は、預金残高の各月末の予測値を明らかにすることであり、資金が必要な時期と金額を明らかにするためだ。残高が最低1カ月分の経費支払い分を上回るように、必要な金額を把握する必要がある。資金が1カ月分の運営資金に満たないと、いわゆる自転車操業になってしまう。また借り入れの返済は、税金を支払った後の利益から返済するため、想定する利益額の範囲内で返済可能となるよう、借入額や返済期間などを決める必要がある。資金繰り表は、これらを可視化するために必要不可欠と言える。
 資金繰り表を作成し、第三者が事業を説明できる資料を用意して金融機関に提出したため、スムーズな借り入れができた。
 福祉事業か営利事業かにかかわらず、資金繰り表などによる将来予測を行い、都度更新することが重要だ。変化の激しい時代だからこそ、常にどのくらい余力があるか、いくら準備しなければいけないかなどを、事前に見える化する必要がある。
(県よろず支援拠点コーディネーター・鈴木和久

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CASE351 コロナ禍での学童保育所集客は

地域把握し特色を発信

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令和 3 年 10 月 17 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 非公表
 ◆ 業 種 児童福祉事業(学童・放課後児童クラブ)
 ◆ 所在地 非公表
 ◆ 資本金 非公表
 ◆ 創 業 非公表
 ◆ 従業員 若干名


【相談】
 学童保育所の児童の集客に苦心している。コロナ禍で利用する児童が増えず、利用頻度も高まらないため売り上げも減少している。集客するにはどのようにしたら良いか相談したい。

【回答】
 学童保育(正式には放課後児童健全育成事業)は、児童が放課後や休校日に安心して過ごせる場を提供するもので、社会的ニーズが高まっている。一方、保育所より設備や人員配置基準が緩やかで参入も多い。しかし十分に市場状況を把握しないで始めると、困難にぶつかることになる。
 相談者は、子育ての経験から、より児童に寄り添った学童を実現したいと考え、学童保育所を開所した。だが思ったように集客できない現実に直面。さらにコロナ禍でチラシ配布もできず、また休校も重なり誰にどうアプローチすれば良いか悩んでいた。
 課題は2点ある。第一に対象地域の学童の状況の把握である。校区における児童数、登校距離、既存の学童クラブの定員や利用料金、その特色を把握し、競争環境の有無を確認すること。第二に認知度を高めるための広報の施策である。
 広報では市場状況を把握することにより、特色の発信に力点を置くか、または周知に力点を置くかなど、内容の重点が変わってくる。今回は、児童の描いた絵や折り紙を配布するなど、同学童保育の特色を出して広報した。
 情報発信のターゲットは三つ。一つ目が利用児童の友人関係である。学童では友人同士が同じ所を利用する傾向にあるので、交友関係は効果が高い。
 二つめは児童の保護者。20代後半から40代前半までが多いためインターネットの活用が有効で、SNSやGoogleマイビジネスへ登録した。
 三つめは、保護者の就労先に知ってもらうこと。会社から学童の利用を薦めてくれる可能もあり、連携も考えられる。また定期的なポスティングは欠かせない。そうした取り組みを経て半年、徐々に問い合わせや見学が増え、利用者増へとつながった。
 経営の問題点を正確に把握するために必要な情報を集め、市場の状況を把握し、そこから具体的な行動を導き出すことが重要だ。
 五里霧中の状態ではどんな活動も打開策になりにくい。不確定な状況だからこそ、足元をしっかりと見据える必要がある。
(県よろず支援拠点コーディネーター・鈴木和久

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FM 沖縄 - 県よろず支援拠点「コロナ相談」

FM 沖縄にて放送(令和 3 年 1 月 〜 6 月)



放送は期間内の毎週水曜日 朝 9:40 頃から放送されました。
是非、お聴きください!

第 26 回 上地チーフコーディネーター(MP3 :6 月 30 日放送) - 【最終回】
https://drive.google.com/file/d/1W1zlvNW8yr9Q0LTn9K2__JmhOqMPHtr8/view

第 25 回 前田コーディネーター(MP3 :6 月 23 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1eBZ__5kN-5gnu3rKVsco2zkKUn7-e8A0/view

第 24 回 川上コーディネーター(MP3 :6 月 16 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1LcQSoWkF8tdiiyUryPw7RPIYxKkQl_LH/view

第 23 回 平良コーディネーター(MP3 :6 月 9 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1JC0xJSB3_Jfpq3m3_EfmeOxE3RBpfn6G/view

第 22 回 真栄城コーディネーター(MP3 :6 月 2 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1SJCzpcDH1fFZ3AoFDWs0lrCVirA-rmgu/view

第 21 回 池渕コーディネーター(MP3 :5 月 26 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1S0TW_Gjy0Kn-T1YsILp0BbINFIu35kOI/view

第 20 回 大城コーディネーター(MP3 :5 月 19 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1wdQVXA44mWh5A807rWO9a18zknzHdBMo/view

第 19 回 嘉数コーディネーター(MP3 :5 月 12 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1ZkKtDlGBtYGSCRy0knmAFl0vrbsdOD8m/view

第 18 回 石垣コーディネーター(MP3 :5 月 5 日放送)
https://drive.google.com/file/d/15e3csq4cxNzYXh3T72MVnQMpFCHlgF3U/view

第 17 回 渡具知コーディネーター(MP3 :4 月 28 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1lQRfE8UvMmVQ4UjDirfkH72vPyx-t866/view

第 16 回 絹川コーディネーター(MP3 :4 月 21 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1zS0thaZVaylxNkwNzjlWjBNtOfBghRLA/view

第 15 回 大和田コーディネーター(MP3 :4 月 14 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1w2T4YpW_xovJ4WyLJB6xQ_xX0Gdu2XYU/view

第 14 回 豊嶋コーディネーター(MP3 :4 月 7 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1geTsJOP1dxL3Gahu8-Az0JVoLPr0jh04/view

第 13 回 上地チーフコーディネーター(MP3 : 3 月 31 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1wdc_9dFtRI8JJL3IJaPFlaV976d2XkEH/view

第 12 回 平田(勇)コーディネーター(MP3 : 3 月 24 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1n_GLFYFbCISYj_jLO_j6z8CSBjDux6Y8/view

第 11 回 山城コーディネーター(MP3 : 3 月 17 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1WiHZ-0qjED4kEw8R05TV549xc2MnwwwG/view

第 10 回 野口コーディネーター(MP3 : 3 月 10 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1msFWU0nmD510L24yETEssfH29YZhPVYd/view

第 9 回 林玲コーディネーター(MP3 : 3 月 3 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1xdPZROukhkma3qAlLijnAgNOwQ6riM0H/view

第 8 回 鈴木コーディネーター(MP3 : 2 月 24 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1Zr5YS42d9voiznc938V-4rxz2lMQuiZJ/view

第 7 回 池村コーディネーター(MP3 : 2 月 17 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1B1-p-_cCe4GLw9TnKoWLYRvS7Uo95SFn/view

第 6 回 遠山コーディネーター(MP3 : 2 月 10 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1epWFgdJFzA3JqG9jZXCXC78AaYn7ZXsd/view

第 5 回 金子コーディネーター(MP3 : 2 月 3 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1bySLjQG5uK5If9OS-FfecrzwGxbZK612/view

第 4 回 赤嶺コーディネーター(MP3 : 1 月 27 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1g-as_qTpFKTiJs7fyB5BnhoqpHl2XxsB/view

第 3 回 仲宗根コーディネーター(MP3 : 1 月 20 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1Spyj_Gl6RBSLF0B4smauLI_Slfii53BO/view

第 2 回 金城サブチーフコーディネーター(MP3 : 1 月 13 日放送)
https://drive.google.com/file/d/12qNYL_bR3s1yerfFBD0SwtmFjMs-F1z0/view

第 1 回 上地チーフコーディネーター(MP3 : 1 月 6 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1fKzUoV6RdDQWRmAypBUeotPNupdjV8Gk/view

  


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CASE328 自然由来の除菌剤を販売したい

エビデンスと実績重要

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例


令和 3 年 5 月 2 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 グランディール
 ◆ 業 種 卸売業
 ◆ 所在地 那覇市
 ◆ 創 業 1999年
 ◆ 従業員 非公表

【相談】
 主力商品である県産ハイビスカスのスパークリングドリンクが高級贈呈品として認知されつつあったが、コロナ禍の影響を受け売り上げが減少した。新たに自然由来の除菌剤を販売したいが、アドバイスがほしい。

【回答】
 コロナ禍の市場では、これまでの商品や販路、販売手法が通用しないケースは多い。これからは企業が生き残るため、果敢に挑戦していくことが不可欠である。これまで取り組めなかった会社の抜本的な課題の解決や、新たな手法の導入、研究などに積極的に取り組み、事業継続の道を切り開く必要がある。
 今回の相談者が主力商品のさらなる改善や改良を進めつつ、新たに取り組んだのが、自然由来の除菌剤の販売である。除菌剤は世の中にさまざま出ており、薬事法上のガイドラインも極めて厳しい分野である。
 販売戦略の前に、まずは商品を正しく理解するため、エビデンス(科学的根拠)に基づいた利用リスクや効果などの情報の整理から始めるよう提案した。当社が扱うのは、グレープフルーツ種子抽出エキスを活用した除菌剤である。もともと食中毒予防のために開発したもので、ウイルスなどに対する効果について、厚生労働省認可の第三者機関でエビデンスを取得している。

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 グランディールの除菌剤を扱う県内医療機関のスタッフ

グランディールの除菌剤を扱う県内医療機関のスタッフ


 コロナ禍では通信販売が活況だが、全体の情報量が多く、自社商品が埋没しかねない。そのため、まずは商品の信用を得るために必要な販売方法の検討、販売の実績づくり、そこからクチコミの拡大へとつなげる段階的手法を戦略の骨子とした。
 コロナ禍で売り上げ拡大に苦労する事業者が多いが、これまでのやりかたをそのまま続けて事業を維持・拡大していける事業者は少ない。新たな手法、手段を模索しながら、次の時代で生き残る術を見いだしていかなければならない。よろず支援拠点は相談者とともに新たな道を切り開いていける存在でありたいと思う。
(県よろず支援拠点コーディネーター・鈴木和久

※経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。


宮古島産ハイビスカス飲料
株式会社グランディール
〒900-0005
那覇市天久1丁目6−10 フォーシーズンズコートビル 2階
TEL 098-869-1175
FAX 098-869-0818
E-mail info@gran-dir.com
URL https://benibeni.jp/
販売サイト https://benibeni.jp/store/


  


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CASE306 部門別会計を整理したい

意思決定の明確化必要

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例


令和 2 年 11 月 15 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 合同会社松島
 ◆ 業 種 保育園、放課後デイサービス運営
 ◆ 所在地 石垣市
 ◆ 資本金 非公表
 ◆ 創 業 2018年
 ◆ 従業員 非公表

【相談】
 事業を複数立ち上がることになり、それぞれにおいて会計基準が異なり、整理が大変であるため、これを整理したい。

【回答】
 事業を拡大する中では、「守り」としてのバックオフィス業務も相当複雑化していく。事業ごとに部門別会計を行ったり、事業会社ごとに整理したりして、その意思決定の迅速化と柔軟な運用を図る必要がある。特に気をつけなくてはならないのが、公平な規定の整備と情報の一元化、そして会計基準や意思決定フローの明確化である。
 相談者は、企業主導型保育事業による保育園、放課後デイサービスなどを運営しており、それぞれで会計基準が異なる。通常の企業経営は中小企業会計基準に則り、科目を整理していくが、社会福祉法人会計基準など事業によっては国が定めた独特な会計基準に準ずる必要がある。そのため、ここでは勘定科目や補助科目の整理を行い、各事業において利用する勘定科目とその解釈を定めて整理した。
 また、領収書などの整理の期日を決め、日々書類をまとめるよう担当と手順を定めた。税理士事務所の協力も得て、月次決算を可能とした。経営はリアルタイムで経営判断しなくてはならない。現状をいかに正確に把握するかが非常に重要であるが、沖縄では年の一度の決算でしか、この数字の把握ができていない場合が多い。これでは経営判断の遅れを招き、税金等への資金の準備が遅れにつながり、資金繰りに影響を及ぼすことも少なくない。
 特に今年は新型コロナウイルス感染症対策の制度融資を受けた企業が多い。民間の金融機関から借り入れた場合は信用保証協会の保証が入っており、随時経営状況の報告を金融機関や保証協会に報告する必要がある。当事業所においても適切な報告のために月次決算は欠かせない。資金繰りや経営の迅速な経営判断のために、日々の経理の整理に関してフローとタイミングを設定するようにしている。
 コロナ禍で苦労している事業者は透明性のある会計・経理・規定を整備することで迅速な経営判断を可能にし、事業の維持・拡大を図ってほしい。問い合わせは合同会社松島、電話0980(87)0187
(県よろず支援拠点コーディネーター・鈴木和久

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点、電話098(851)8460。または地元の商工会にお問い合わせください。


地域の当たり前を、昔の当たり前を、現代の形に変えて『原点回帰』を目標にしたコミュニティづくりを行なっていく会社です。
合同会社 松島
URL : https://matsushima.okinawa/
〒907-0002
沖縄県石垣市真栄里273-1-113
Mail : info@matsushima.okinawa

  


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CASE284 資金繰り悪化 生き残るための策は

助成活用 手元資金守る

資金繰り 沖縄県 よろず支援拠点 新型コロナウイルス対策



令和 2 年 6 月 7 日(日曜日)沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 居酒屋P社
 ◆ 業 種 飲食業
 ◆ 所在地 浦添市
 ◆ 資本金 100万円
 ◆ 創 業 2019年
 ◆ 従業員 10人


【相談】
 新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業要請期間中の休業で売り上げが急減し、資金繰りが悪化した。今後、営業を再開したとしても見通しが立たない。生き残るためにどのような対策を取れば良いか。


【回答】
 新型コロナウイルス感染症が広範囲におよぶ中、生き残りをかけて
 ①今を生き延びるための資金繰りを含めた対策
 ②新型コロナウイルス感染症をまん延させないための防疫
 ③感染症が一定期間続くことを前提にしたビジネスモデルの変革
 ―に取り組まねばならない。今回は特に厳しいと言われる飲食業界の事例を紹介したい。
 クラウド型モバイルPOSレジを提供しているホスタス社によると、飲食店の昨年度対比で、2月は客数が95.0%、売り上げは97.9%とほぼ影響はなかった。3月では客数で68.9%、売り上げでは67.7%と3割以上減少している。さらに4月は客数が40.3%、売り上げは36.5%と6割以上の減少となっている。中でも、客単価が千円未満が昨対比で55.3%なのに対し、3千円台では32.6%と減少幅が大きい。
 観光客を主客とする沖縄の飲食店は9割減の店も少なくない。今回の相談者も4月の売り上げは89%減であった。①の資金繰りでは「新型コロナウイルス特別貸付」を活用して運転資金を確保しつつ、国の持続化給付金と県の緊急支援金を申請した。休業要請で休業したため雇用調整助成金も社会保険労務士を介して申請している。手元資金の減少に備えるためである。
 ②の防疫対策では、全てのテーブルにアルコール消毒液を完備。空気清浄機を導入し店内清掃・消毒も徹底した。③のビジネスモデルの変革では、テークアウトを実施と免疫力向上メニューを開発した。沖縄では免疫力向上に有益とされる素材に事欠かない。
 これらの活動の結果、5月後半における売り上げは休業直前の倍近くに回復してきている。新型コロナ自体は収束するかもしれないが、社会のマインドは元には戻らないかもしれない。次の社会をどのような形で作り上げていくか。まさに新たなビジネスモデルの創出が望まれている。
(県よろず支援拠点コーディネーター・鈴木和久

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CASE264 V チューバー 活用したい

多業種との連携が必要

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 あしびかんぱにー YouTube Vチューバー 鈴木コーディネーター



令和 2 年 1 月 12 日(日曜日) 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 あしびかんぱにー
 ◆ 業 種 コンテンツ制作
 ◆ 所在地 那覇市松尾1丁目19番1号
 ◆ 資本金 800万円
 ◆ 創 業 2014年7月
 ◆ 従業員 非公表


【相談】
 拡大するVtuber市場に対しキャラクターを育成し、沖縄県の文化資源をPRすることに活用していきたい。発信者となることを目指してやるべき事は、自業界の常識にとらわれない他業種との連携にある。


【回答】
 ブイチューバー(Vtuber)とはバーチャルユーチューバー(Virtual Youtuber)の略称であり、CGキャラクターがYoutuberとして活動する物である。相談者は、沖縄の文化などをもっと広く発信したいとの思いで「おきなわ部」やCGキャラクター「根間うい」を作り上げたが、どのように普及促進したらよいか、よろず支援拠点へ相談にこられた。
 単なるキャラクターではなく、沖縄文化の発信者や応援隊として活動させるというビジョンがあり、沖縄の魅力の掘り起こしと伝達を目的とする方向性ははっきりしていた。方向性が明確であるのに、思ったように案件が進まない場合、多くのケースで業界の枠にとらわれていることが多い。
 業界内の常識にとらわれると業界の衰退が始まるとも言われる。事業目的の根幹を見つめ直すことも重要で、今回はより多くの方に沖縄の伝統・文化をVtuber「根間うい」を通して伝えること、その立ち位置をはっきりさせることを確認した。
 また観光業界を含むさまざまな業種との連携を図り、動画配信サイトだけではなく、より多くの場で展開させるように計画を修正した。結果、県からも評価され、1千万円を超える補助事業として進める事となった。提携先も増え、翌年度はより多くのパートナー企業と連携を図る予定だ。
 ブイチューバーである「根間うい」は、琉球文化の発信、沖縄観光名所のガイド役を務め、県のバーチャル観光大使になることを目標にしている。オリジナルの創作エイサーを作成し、さまざま業種との連携を図って成長してきており、まだ1年とは思えないほど精力的に活動している。これも生身の人間ではできない、ブイチューバーならではなのかもしれない。問い合わせはあしびかんぱにー、電話098(917)2562
(県よろず支援拠点コーディネーター・鈴木和久

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点、電話098(851)8460。または地元の商工会にお問い合わせください。





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Posted by 沖縄県よろず支援拠点 at 10:26Comments(0)