CASE372 観光回復後へしておくべきこと
ブログ工夫し魅力発信
令和 4 年 3 月 20 日 沖縄タイムス 経済面掲載
◆ 企業名 宮古島海宝館
◆ 業 種 観光施設・小売・飲食
◆ 所在地 宮古島市
◆ 資本金 1億円
◆ 創 業 1997年
◆ 従業員 16人
【相談】
コロナ禍の中、行動制限で観光客が激減したが、観光が回復した後に再び訪問してもらうために、今しておくべきことを教えてほしい。
【回答】
宮古島海宝館は、世界の1万種以上の貝を収集した展示資料館を備えた宮古島にある観光施設。展望レストランでの食事や、海宝館で作られた夜光貝のジュエリー、土産品のショッピング、貝細工やアクセサリー作りを体験できる。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置で閉館していたが、やっと再開することができた。とはいえ、まだ来館数は少ない。よろず支援拠点の宮古サテライトで、久しぶりに幸地博美代表に会い、集客に関する相談に対応した。
情報発信は自社サイトやブログ、インスタグラムなどが中心である。日々の情報発信がの大切さはわかっていても、それを続ける人は全体の2割未満にとどまる。一つの業務と位置付けて習慣化することが大事だ。そして楽しむことも重要だと思う。
宮古島と海宝館の魅力を伝えるブログは、まだ来島されてない人たちへのラブレターのようなものだ。以前からブログについては、写真の撮り方や編集の方法などをアドバイスしてきた。
草木を背景に撮影した、貝で作ったシーサー
写真は全体を撮ると説明的になりすぎるので、印象的な部分をズームアップしたり、角度を変えて撮影したりして工夫するとよい。パソコンの標準ソフトやスマートフォンでトリミングや色の編集もでき、便利な無料のソフトもある。草木を背景に、貝で作ったシーサーを撮ることで、組み立てキットの商品がより魅力的になった。ポストカードや写真集の制作も検討中だ。
情報発信の肝はともかくは続けること。量をこなすうちに質を上げることができる。ウェブサイトやインスタグラムを見て貝細工に取り組む人も増えてきたと言う。ブログなどの写真やタイトルも、集客のための大事な情報であり、今後も追求してほしい。問い合わせは宮古島海宝館、電話0980(77)2323。
(県よろず支援拠点コーディネーター・
豊嶋則夫)
※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話
098(851)8460のよろず支援拠点、または
お近くの商工会にお問い合わせください。
宮古島海宝館「アソビタウン」
アソビタウンは宮古島 海宝館(かいほうかん)を中心に1日中遊べるアソビの発信基地です!
〒906-0101 沖縄県宮古島市城辺字保良591-1
TEL 0980-77-2323
営業時間 9:00 ~ 17:00 (年中無休)
URL : https://kaihoukan.co.jp/
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