CASE 519 レジンアート販路開拓は?
商談のこつ学んで実践
令和 7 年 3 月 2 日 沖縄タイムス 経済面掲載
◆ 企業名 Churasora(チュラソラ)
◆ 業 種 製造・販売、レジンアート
◆ 所在地 渡嘉敷村
◆ 資本金 個人事業
◆ 創 業 2020年
◆ 従業員 1人
【相談】
レジンアート作品を制作してきた照沼美乃梨代表は、渡嘉敷村商工会の支援を受けレーザー彫刻機を導入し生産体制を整え、観光土産品としての評価は確立しつつある。今後は島外の販路開拓に挑戦したいとの相談があった。
【回答】
渡嘉敷島の工房Churasora(チュラソラ)代表の照沼美乃梨さんは、国立公園に指定されたケラマブルーを繊細で美しく表現したレジンアートで「海」や「ザトウクジラ」をモチーフにキーホルダーやスマホケースなどを制作している。2022年には役場と交渉し、港待合所チャレンジブースで販売を始めた。また、小規模事業者持続化補助金を活用してレーザー彫刻機を導入し、日付やネームなどを刻み付加価値を高め、島の観光土産品としてのクオリティーを高めた。
これからはホテルの装飾品やブライダルギフト、記念品などのオーダーを受注する作家として島外へ営業をしたいと商工会に相談。1月開催のホテル関係者が集う「果報庭商談会」への参加を勧められ、商談のポイントを学ぶためによろず支援拠点を訪ねてきた。
提案したことは(1)商談では「卸」の考え方が必要で、「卸」に対応する価格設定が必須。原価計算して利益を乗せて今のうちに価格転嫁すること(2)作家としての地位を確立するためにも自身を売り込むネタが必要で、他者との違いや「強み」、商品開発ストーリーを整理したパンフを準備すること(3)商談会でのブースディスプレーはインパクトのある展示物で目を引く演出は重要であること-の3点。ホテルバイヤーへ積極的に話しかけることなどもアドバイスした。
チュラソラのスマートフォンケース
昨年度の離島フェア特産品コンテストでは優秀賞を獲得するなど商談会への弾みがつき、モチベーションを高め「果報庭商談会」に臨んだ。照沼さんの前向きな姿勢と商工会のサポートで一歩一歩踏み出す地固めができ、次のステップアップのためによろず支援拠点を活用した。支援機関との連携で課題解決の役割分担ができ、照沼さんの背中を押すことができた。問い合わせはChurasora(チュラソラ)、電話090(5346)5246
(県よろず支援拠点コーディネーター・
池村博隆)
※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話
098(851)8460のよろず支援拠点、または
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