こちらの記事をお読みになり「自分も相談したい」とお考えのみなさま。
沖縄県よろず支援拠点に創業前・後問わず気軽にご相談予約ください。
■ お申込みは、
月~金(祝祭日を除く)9:00 ~ 19:00
土曜日(祝祭日を除く)9:00 ~ 17:00
TEL 098-851-8460
または、24 時間 / 365 日お申込み可能なネット受付は >> コチラ
紹介パンフレットはコチラ
~ 相談は何度でも無料です!! ~
友だち追加

よろず公式インスタグラムをフォロー



CASE 470 激戦区・浦添で美容サロン開業したい

強み生かした事業展開を

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例


令和 6 年 3 月 10 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 IRIO(イリオ)
 ◆ 業 種 美容サロン
 ◆ 所在地 浦添市
 ◆ 資本金 個人事業
 ◆ 創 業 2024年
 ◆ 従業員 2人

【相談】
 エステ激戦地域の浦添市内に美容サロンを開業予定。物件は契約交渉中で、その他開業に向けて何をすればいいか相談したい。

【回答】
 相談者の田嶋雅代さん=写真左=と妹の西表亜沙美さん=同右=は、姉妹でネイルや脱毛・ヘッドスパなどのビューティーサロンの開業を目指しているという。2か月後に開業するには何をすればいいかと相談に来られた。
 浦添市内に既に物件は確保しているとのこと。美容系サロンが数多く存在する浦添市内で、既に物件が確保できているとはいえ、2か月後の12月オープンは時間的にかなり急ぐ必要がある。現在は、物件の居抜き契約の交渉中、内装見積もり、導入予定の機材などを検討中である。開業費がかなり高額になる見通しで資金調達が必要であった状況から、融資依頼のための事業計画の作成が急務と提案。開業費の多くを占めていた高額機材について、導入根拠が必要なことなど、機材の導入の際の注意点について説明した。
 さらに競合が多い業界において自分たちの強みは何かも考えていただいた。相談者は機材選定や、丁寧な施術を自店の強みとする事業計画書を作成した。当初の12月オープンは厳しくなったが、事業計画作成と並行して集客のための情報発信などについても計画した。
 導入予定の高額機材は、事業内容に見合う金額の物に変更、さらに強みをしっかりと打ち出すことで説得性のある事業計画が完成した。
 年末ではあったが、比較的早く融資が確定した。普通、融資が確定しホッと安心するところだが、田嶋さんは融資確定の報告と、今後の注意について相談に来られた。融資が実行されると返済が始まることを念頭においておくこと、何かの時に備えて内部留保も必要であることをお話した。
 2024年2月10日サロン「IRIO」は無事オープンを迎えた。ちなみに店名はお二人の旧姓「西表」から取った。問い合わせはIRIO、電話050(8882)8086。
(県よろず支援拠点コーディネーター・小松崎愛

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。  


Posted by 沖縄県よろず支援拠点 at 12:30Comments(0)

CASE 460 訪問看護開業したい

業務経験強みに計画書

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例


令和 5 年 12 月 31 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 live well 訪問看護
 ◆ 業 種 訪問看護
 ◆ 所在地 那覇市
 ◆ 資本金 400万円
 ◆ 創 業 2023年
 ◆ 従業員 非公表 
 
【相談】
 那覇市内で訪問看護事業所を開業したい。看護師2人で初めての創業なので開業までに準備することや事業計画書作成などについて教えてほしい。

【回答】
 相談者の久高廉さんは共同経営者の玉城詩織さんと一緒に、年明けの2024年1月に那覇市真嘉比に訪問看護事業所「live well」を開業する。
 20代の若いお二人が病院勤務の看護師から訪問看護事業へ転職し、「患者と看護師」という病院での関係から「人と人」という関わり方がメインとなる訪問看護に、ご自身の看護観が合致したことで、将来的には独立開業を目指していたという。
 現在の訪問看護のサービス体制は、基本的に平日の日中のみの事業所がほとんどで、休日や夜間などは家族がその負担を担っている。家族の負担は大きく不安も増し、夜間でも休むことができない。その家族を目の当たりにしてきた久高さんは急性期病院の経験から、医療依存度の高い利用者を在宅で受け入れることができる。夜間、早朝、休日を含めた24時間365日体制で利用者本人と家族を安心させる事ができる事業所の開所を目指していた。
 創業準備のために何をしたらいいのか相談に来られた。当初の事業計画は2人の思いが強い分、気持ちの部分が強調されていたため、箇条書きやグラフの導入等で分かりやすくすることを提案。人材確保が難しい福祉の分野で24時間365日稼働の事業所の体制は、ICT化の積極的な導入で補完すること、病院勤務の経験を生かした具体的なスタッフ確保の取り組みなども強みとして表現することを提案した。

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例

live well 訪問看護

 その結果、公庫へ提出した事業計画書では希望額の融資を受けることが確定し、今は年明けの開所を待つ状態である。しかし、開業がゴールではなく、これからが本番と考え、辰(たつ)年にちなんで経営運気が上がり、2人の次の目標である2店舗目の開所に向けて、引き続きサポートを続けていきたい。
 問い合わせは株式会社live well、電話098(917)4090
(県よろず支援拠点コーディネーター・小松崎愛

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。

「よりよく生きる(live well)」を支えたい。 その気持ちからサービスを始めました。
私たちは、病気を抱えた状態でも、本人、家族が住み慣れた地域、
お家で安心して生活を送れるよう、
医師の指示のもと、看護師や、リハビリスタッフが訪問させていただくサービスです。

株式会社 live well
〒902-0068 那覇市真嘉比 3-7-9 Olive 1F 101号室
TEL:098-917-4090
URL:https://hp.kaipoke.biz/3as/
Instagram:https://www.instagram.com/_live_well_houmonkango_/
X(旧 Twitter):https://twitter.com/livewell_houkan


  


Posted by 沖縄県よろず支援拠点 at 06:43Comments(0)

CASE 445 すべての島で水泳指導を提供したい

目的を軸に計画書作り

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例


令和 5 年 9 月 10 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 KIKU SWIMMING CLUB
 ◆ 業 種 サービス業
 ◆ 所在地 糸満市
 ◆ 資本金 個人事業
 ◆ 創 業 2023年

【相談】
 「公認上級水泳教師」資格を活用して、糸満市を拠点に本島から離島エリアまで、水泳指導を提供したい。創業準備は何からしたらいいのか分からないので相談したい。

【回答】
 福島県出身の菊田和男氏は2003年に念願だった沖縄へ移住した。世界に誇れるほどきれいな海に囲まれた沖縄では意外にも泳げる人が少ない。沖縄県における水泳の普及に貢献したいと起業を決意した。
 スイミングスクールや、リゾートホテルのマリン事業でさまざまな経験をされ、県内の水泳やマリン事業の状況は把握している。だが、自分が思い描くビジネスモデルをどの様に進めて行けば実現できるのかわからないということで、よろず支援拠点に相談に来られた。
 初対面の菊田氏は、真っ黒に日焼けした健康そうなお顔だったが、どこか不安そうなご様子。そこで、まずは菊田氏のこれまでの経験や、開業の動機などを伺っていった。すると、県内でも数人しか登録者がいない「水泳上級教師資格」を所持し、水難事故防止のための「着衣泳訓練士資格」の登録は県内でご自身ただ1人、また、県勢初のアーティスティックスイミングの国体代表選手を輩出するなど、驚嘆する経歴が出てくる、出てくる!
 「すべての島に水泳指導を」というミッションが既に固まっており、よろず支援拠点としては、事業計画書の作成を提案した。計画書を作成しながら、場所・ターゲット・集客手段等の課題についてその都度相談を重ねて明確化していった。新しい活動を知っていただくためのチラシ作成では、菊田氏の経歴や資格等を明記する事で見る側に安心感を与える事をお伝えし、チラシに掲載するトビウオをイメージしたロゴ=写真=も出来上がった。


 今では離島での水難訓練の実施やスポーツツーリズムのサポートなど、活動の幅を着実に広げている。
 ロゴマークのトビウオのように、上昇気流に乗って飛翔(ひしょう)する菊田さんを応援し続けたいと思う。
 問い合わせはKIKU SWIMMING CLUB、電話090(3797)6661。
(県よろず支援拠点コーディネーター・小松崎愛

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。  


Posted by 沖縄県よろず支援拠点 at 05:38Comments(0)

CASE 434 犬猫イラストどう収益化

ペット向けに受注制作

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例


令和 5 年 6 月 25 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 cocomaimoさつき
 ◆ 業 種 イラスト制作
 ◆ 所在地 非公表
 ◆ 資本金 非公表
 ◆ 創 業 非公表
 ◆ 従業員 非公表

【相談】
 沖縄の花や植物、犬猫等のイラストを描いて販売しているが、事業として成り立っていない。今後ビジネスとして収益を上げていくためにはどのように進めていけばいいか。

【回答】
 相談者のcocomaimo(ここまいも)さんは、沖縄の花や植物をテーマに絵はがきやカレンダー、Tシャツなどを制作し、イベントへの出店や委託販売を行っている。描くことが大好きで作家として独立したいと思っているが、販売方法や価格設定等の知識がなく、ビジネスとしてはマイナスになるということもあった。今後作家として自立していくためにはどのようにしたらいいかとのご相談であった。
 じっくりとお話を伺い、思いを聞き出していった。相談時にお持ちのかばんの中から次々と作品が出てくる。それぞれの作品についての思いやたくさんのエピソードが出てくる。時間をかけて作品を生み出していることや、作家としてのこだわりが見える。描きたい気持ちがあふれ出ているのを受け止めながら、現状の把握と課題の掘り起こしを行った。
 最初に提案したことは「頭の中の整理」である。やりたい事、描きたいものがたくさんありいろいろと取り組んでいるが、目の前のことの処理に精いっぱいで、今何をしているのか全体像が見えていない。何をどう取り組むべきかを見つけるためにも、思いの全てを書き出して視覚化し整理することである。
 整理したことに基づいて(1)やることの優先順位を決める(2)価格を決め利益率を計算する(3)対象とする市場の設定―などを進めていった。

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例

オーダーメードのペットのイラスト

 事業としては、犬猫イラストのオーダーメードからスタートすることにした。販売価格も利益率を勘案して設定、対象を猫カフェなどの利用者から既にペットを飼っている人向けに変更した。注文の際のフォーマットも過去のやりとりから必要な項目を抜き出し、お客さまの利便性を考慮した。最初の注文のお客さまからはお喜びの声をいただいた。確実に一歩前進である。残された課題も引き続きサポートしてビジネスとして成立させていきたい。
 問い合わせは「cocomaimoここまいも」、メール 55maimo@gmail.com
(県よろず支援拠点コーディネーター・小松崎愛

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。  


Posted by 沖縄県よろず支援拠点 at 05:59Comments(0)