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CASE 472 個人客へのシフト転換

出張需要向け設備改修

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例


令和 6 年 3 月 24 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 有限会社沖縄ホテル
 ◆ 業 種 ホテル業
 ◆ 所在地 那覇市
 ◆ 資本金 4900万円
 ◆ 創 業 1941年
 ◆ 従業員 29人

【相談】
 旅行代理店から紹介の修学旅行などの団体顧客を対象にしてきたが、コロナ禍の影響で個人を対象にしていたホテル以上にキャンセルが続出し休業を迫られた。ターゲットを含め業態転換のための事業再構築を図りたい。

【回答】
 同社は県内唯一の貴賓ホテルとして1941年に創業、戦後現在の地に移転した。2023年11月にはホテル敷地内の四つの建造物が国の「登録有形文化財」として登録された老舗のホテルである。立地的も首里城の麓で、なおかつ国際通りにも近いことから修学旅行、スポーツ合宿等の団体客を受け入れ、経営は順調に推移していた。
 しかし、2020年コロナ禍の影響でキャンセルが相次ぎ、顧客の大半が団体客だったこともあり、他のホテル以上のダメージを受けた。コロナ禍が長期化する中、長期休館に踏み切らざるをえなかった。その間社員は他の会社へ出向し雇用の維持を図り、再開に向けてホテルの環境分析を行った。ポストコロナでホテルが生き抜くには今までの旅行代理店があっせんする団体客ではなく、個人客へのシフトが必要と判断。そこで事業再構築補助金を活用し設備投資を行いたいと相談に来られたので計画書作成をサポートした。
 団体客の平均宿泊数は1泊と短く、個人客の連泊を増やす取り組みとしてワーケーションに着目。ビジネスに必要なコワーキングスペース、滞在中ご自身で料理を楽しめるレンタルキッチン、宴会場では三線制作やしっくいシーサーづくりが体験できる計画書を作成された。申請は無事採択され、事業再構築補助金を活用し、計画に沿った内容で設備の改修を行った。

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例 沖縄ホテル

沖縄ホテル

 その間の資金繰りを安定させるために、金融公庫の資本性劣後ローン活用の提案を行い、新規の融資も受けた。また、新旅行プランを中小機構主催のクラウドファンディング「Makuake」で販売するなど、自社サイトやSNSなどの情報発信で、依存していた旅行代理店の団体客から個人客向けの集客へと大きく転換した。今後も引き続き計画の実行を応援していきたい。
 問い合わせは有限会社沖縄ホテル、電話098(884)3191。
(県よろず支援拠点サブチーフコーディネーター・金城力

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。  


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CASE 442 商品開発とOEM強化したい

品質管理意識高め成果

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令和 5 年 8 月 20 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 しゃぶしゃぶと島豚料理みなみ
 ◆ 業 種 飲食・食品製造業
 ◆ 所在地 那覇市
 ◆ 資本金 個人事業者
 ◆ 創 業 2018年
 ◆ 従業員 6人

【相談】
 不要不急の外出制限が緩和され観光需要が戻ってくる中、自社商品開発の強化と取引先からのOEM依頼への対応にセントラルキッチンを活用して効率的な製造を可能にし、シナジー効果を高めたい。

【回答】
 2018年12月「しゃぶしゃぶと島豚料理みなみ」はしゃぶしゃぶ専門店として創業した。飲食店だけでなく、「キビまる豚100%みなみ餃子」を開発、イベントにも積極的に参加し着実に売り上げを伸ばした。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行による外出制限や緊急事態宣言の発令により売り上げも大幅に減少、厳しい時期が続いた。代表の宮城翔伍氏はコロナ禍を乗り越えるために、店内飲食だけでなくテイクアウトなどの中食(なかしょく)需要の高まりに着目した。
 「ミルフィーユカツサンド(那覇市長賞受賞)」の開発を行い、さらに県産品を利用した総菜の開発にも取り組み、自店での販売だけでなく、空港の店舗への商品の卸しも始めたが、店舗のキッチンは狭く総菜の製造には無理があったので、事業再構築補助金を申請して採択された。
 補助金を活用して、店舗とは別に総菜専用の小規模なセントラルキッチンを設立した。設備については品質管理を意識した設計であったが、危害要因が起きた場合の工程管理が不十分だったため、よろず支援拠点での相談では、HACCP(食品衛生管理の国際基準)に基づいた衛生管理を助言した。品質管理の意識を高めていった過程で、業務フローと安全管理を「見える化」することができるようになった。

しゃぶしゃぶと島豚料理みなみの料理

しゃぶしゃぶと島豚料理みなみの料理

 高品質な製品製造体制が整った結果、ミルフィーユカツサンドだけでなく、2023年8月からは新たに、もとぶ牧場の和牛を使った「もとぶ牛メンチカツサンド」を開発、新商品として空港で販売を開始した。店舗でも和牛をしゃぶしゃぶで提供する事で客単価が上がった。飲食部門とセントラルキッチン部門を合わせると、コロナ禍前の最盛期の売り上げを超える事ができた。
 問い合わせは「しゃぶしゃぶと島豚料理みなみ」電話098(943)2729。
(県よろず支援拠点サブチーフコーディネーター・金城力

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。

沖縄のこだわりの食材や食品を
発掘・創造し、地域貢献へ繋ぐ
これからの沖縄の食文化を表現する「キビまる豚」
- 沖縄県産キビまる豚専門店 -【個室完備】
しゃぶしゃぶと島豚料理みなみ
〒900−0033
沖縄県那覇市久米 2-11-4
久米ガーデンビル 1F
TEL : 098-943-2729
URL : https://shabushabuminami098.wixsite.com/minami


  


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CASE 415 革製品製造 利益を確保するには

適正な価格設定で増収

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令和 5 年 2 月 5 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ■ 企業名 leather work make (レザーワークメイク)
 ■ 業 種 皮革製造業
 ■ 所在地 北谷町
 ■ 資本金 個人事業
 ■ 創 業 2018年
 ■ 従業員 2人

【相談内容】
 革製品をオーダーメードで受注しているが、常に納期に追われ忙しい状況が続いているにもかかわらず、売り上げも利益も上がらず、資金繰りもよくならない。そうなる原因を改め、経営状況を良くしたい。

【回答】
 北谷町のアメリカンビレッジで革製品の製造販売を営むleather work make代表の山城良太さんは、県内の工房で皮革製品制作を修行した後、2017年に創業した。上質な素材を使い丁寧に手作りした革製品はクオリティーが高い。
型紙からおこすオーダーメード制作は人気があり、休みなくフル稼働で動いている状況である。にもかかわらず売り上げは上がらず、利益も出ないで赤字状態が続いていた。
 相談で聞いてわかったことは、適正な原価計算をせずに販売していたことに要因があると思われた。材料費以外に工賃や光熱費、家賃等の経費を原価に反映させていない。事業計画もなく、経営は手探りであったが、適正な価格設定なら利益は出せると思われた。製品の売価、原価、粗利益を確認し、適正な価格を設定。顧客へも根拠を示して説明することが必要とアドバイスした。
 同時に集客を上げるための看板の設置や、購買率を高めるために商品陳列の見直しも提案した。またオーダーメード製品以外に定番商品を作り、商品ラインアップをそろえてネット販売の強化もすすめた。

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大人のランドセル

 計画と実績を月ごとに確認しながら事業を進めていくことで、客単価、顧客数も着実に増えた。毎月の売り上げが100万円を超えるようになり、昨年末には初めて単月200万円を超えた。
 資金繰りが安定したので、店舗と製作所を分け、ゆとりある生産体制を作り、経営者に偏っていた業務をスタッフで分担することもできた。山城さんは経営管理へ集中できる時間が確保できて、さらなる売り上げ、利益の拡大を計画できるようになってきた。問い合わせはleather work make (レザーワークメイク)、電話080(1753)6642
(県よろず支援拠点サブチーフコーディネーター・金城力

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CASE388 顧客分散など新規出店に不安

渋滞緩和やコスト減に

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令和 4 年 7 月 17 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ■ 企業名 有限会社ハッピーモア
 ■ 業 種 小売=農産品委託販売所
 ■ 所在地 宜野湾市
 ■ 資本金 3百万円
 ■ 創 業 1994年
 ■ 従業員 27人

【相談内容】
 住宅街の中で、農地のビニールハウスを活用して野菜の委託販売を行ってきた。行政から新店舗出店要請を受け、同一市内だが現店舗と離れた場所のため、顧客の分散など既存店への影響に不安があり出店の判断に迷いがあるので相談したい。

【回答】
 同社は2008年に宜野湾市志真志に野菜委託販売所、ハッピーモア市場をオープンさせた。農家からの委託販売や仕入れた野菜を、有機JAS、無農薬、半農薬使用と色分けしたシールで分かりやすく表示して販売。地域住民や、食の安全に関心が高い層まで幅広い客層から人気を得ている。
一方、知名度が上がり顧客が増えることで新たな課題が出てきた。店舗が住宅街にあり、狭い道路での導線が土曜日や祝祭日には交通渋滞を起こして近隣へ迷惑をかけていた。またビニールハウスを転用した店舗は、夏は蒸し暑く、台風や大雨の場合の対策にも苦慮してきた。仮に同じ場所で新たに店舗を建てかえるとすると多額の投資が必要になることが予想される。
 そんな中、行政より移転、新規出店の要請もあり、よろず支援拠点に新店舗の出店について相談があった。新店舗が近い場合には顧客の分散が予想される。それにより渋滞が緩和され近隣住宅街への迷惑は少なくなる。また既存店舗の建て替えに係るコストや、新店舗での専用駐車場の確保を考えた場合、新規出店を行った方が良いとアドバイスした。

ハッピーモア 沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例

ハッピーモアの店内

 その後、新店舗展開に向けて、店舗コンセプトの確立、情報発信、新商品開発等の品ぞろえを増やすなどの相談に対応し、2021年2月に海沿いの宜野湾市大山に新店舗がオープンした。初月には既存店の売り上げを抜き、9カ月後には旧店舗を閉鎖して統合、新店舗で2店舗以上の売り上げを獲得できるようになった。今後は自社オリジナル商品の開発をサポートしながら、さらなる売り上げ拡大に向けて応援していきたい。
(県よろず支援拠点コーディネーター・金城力

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CASE361 コロナ対応 設備投資に補助金を

経営計画進め支援確保

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令和 3 年 12 月 26 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 T社
 ◆ 業 種 スポーツ用品販売
 ◆ 所在地 那覇市
 ◆ 資本金 200万円
 ◆ 創 業 1974年
 ◆ 従業員 5人

【相談】
 スポーツ用品店の業態の変化やコロナ禍の影響で売上が減少している。事業の見直しのため補助金を活用したいので助言が欲しい。また、補助金の自己負担分の調達方法を教えてほしい。

【回答】
 相談者は40年以上、学校やアマチュアスポーツチームを対象にした地域のスポーツ用品店として営業してきた。しかし業界では、大型ショップの多店舗展開や多品種化、ゴルフやマリンスポーツなどの専門店化など、業態変化の波が押し寄せている。
 こうした環境の変化を踏まえ、同社では業務の効率化と、専門的知識を活かした専門店化を目指した。だが、専門店化は知識や技術を一定学べば、他店でもできる。そこで、外注していたシャツのプリント加工などを社内で内製化し、利益率を高める必要性を感じていた。
 そんな最中に、新型コロナウイルス感染症の影響によって外注先の工場が閉鎖。納期の遅延が発生してしまった。管理体制や雇用問題なども重なり、経営にも影響が出てきた。
 外注分を自社で加工する必要性に迫られ、設備投資に「ものづくり補助金」を活用したいと相談に来た。
 この補助金の採択には加点項目となる「経営革新」の認定が有利になると助言し、計画づくりをサポートした結果、無事に承認、採択された。
 この補助金は全ての費用が補助される制度ではなく一部自己負担が必要である。新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げの減少が続く中、自己資金を準備することができず、資金調達の新たな課題が生じた。
 そこで「新型コロナウィルス感染症対応伴走型支援資金」の活用を提案した。これは、市町村の認定を経て金融機関に融資申込と経営行動計画を提出し、継続的な伴走支援を受けることを条件に、借入時の信用保証料を大幅に引き下げる「伴走支援型特別保証制度」の利用者が対象となる支援資金である。
 同社は金融機関と相談。県信用保証協会の承諾を得て、無事に自己負担分を調達することができた。売上高はコロナ前と比べて一時35%も落ち込んだが、今期の決算では9割まで回復してきている。これから控える設備投資が完了すれば、さらなる売り上げが期待できそうだ。
(県よろず支援拠点サブチーフコーディネーター・金城力

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CASE338 事業再構築へ補助金活用したい

課題抽出し計画を作成

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令和 3 年 7 月 11 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 DOTE Solutions(ドットソリューションズ)
 ◆ 業 種 教育学習支援
 ◆ 所在地 北中城村
 ◆ 資本金 200万円
 ◆ 創 業 2000年
 ◆ 従業員 5人

【相談】
 新型コロナウイルス感染拡大で事業の柱である米国への短期留学プログラムが中止になった。渡航せずに英語が学べるカリキュラムの開発が必要で、事業を再構築するための補助金を活用できないか。

【回答】
 当社は創業以来、米国への短期留学プログラムなどを通して子ども達が国際性を学ぶ事業を展開してきた。県内5市町村と提携し、米国内の大学で英語や文化を学ぶビジネスモデルである。
 昨年はコロナ禍でプログラムの中止を余儀なくされ、売り上げは大幅に減少した。そもそも短期留学は夏休みに行うため、渡航費用がどうしても高額になる。市町村の補助事業がないと参加者が少なくなる一方、実施時期が夏場に偏るため、通年の安定的な売り上げが確保できない等の課題があった。
 コロナ禍が長期化する中、渡航費用の負担が無く、かつ留学と同等の授業が受けられる商品の開発が必要だと考えた。留学予定先の大学から、授業の動画コンテンツやライブ授業を提供してもらえば可能である。
 そこで、中小企業などの生産性向上に資する革新的サービスの開発や試作品開発、生産プロセスを改善するための設備投資を支援する「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(通称・ものづくり補助金)を活用したいという相談であった。
 これに対して、「ものづくり補助金」の審査項目をクリアすることも大事だが、加点項目である「経営革新計画の承認」も得ることも重要であるとアドバイスした。そこで、企業の内部環境を強み(Strengths)と弱み(Weaknesses)に分け、取り巻く外部環境を機会(Opportunities)と脅威(Threats)に分けて考える「SWOT分析」を通して課題を抽出し、事業全体を整理して計画を作成した。
 その結果、経営革新計画は承認され、ものづくり補助金も採択された。さらに「事業再構築補助金」を活用し、自社のノウハウを生かした広告プロモーションや社会人向け英語教育プログラムにも取り組むことになった。
 補助金採択がゴールでない。新たな事業を実現するための手段として活用し、沖縄の中高生にとどまらず、広く大学生や社会人へも米国大学の英語教育の機会を提供してほしい。
(県よろず支援拠点サブチーフコーディネーター・金城力

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。  


Posted by 沖縄県よろず支援拠点 at 06:42Comments(0)

FM 沖縄 - 県よろず支援拠点「コロナ相談」

FM 沖縄にて放送(令和 3 年 1 月 〜 6 月)



放送は期間内の毎週水曜日 朝 9:40 頃から放送されました。
是非、お聴きください!

第 26 回 上地チーフコーディネーター(MP3 :6 月 30 日放送) - 【最終回】
https://drive.google.com/file/d/1W1zlvNW8yr9Q0LTn9K2__JmhOqMPHtr8/view

第 25 回 前田コーディネーター(MP3 :6 月 23 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1eBZ__5kN-5gnu3rKVsco2zkKUn7-e8A0/view

第 24 回 川上コーディネーター(MP3 :6 月 16 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1LcQSoWkF8tdiiyUryPw7RPIYxKkQl_LH/view

第 23 回 平良コーディネーター(MP3 :6 月 9 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1JC0xJSB3_Jfpq3m3_EfmeOxE3RBpfn6G/view

第 22 回 真栄城コーディネーター(MP3 :6 月 2 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1SJCzpcDH1fFZ3AoFDWs0lrCVirA-rmgu/view

第 21 回 池渕コーディネーター(MP3 :5 月 26 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1S0TW_Gjy0Kn-T1YsILp0BbINFIu35kOI/view

第 20 回 大城コーディネーター(MP3 :5 月 19 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1wdQVXA44mWh5A807rWO9a18zknzHdBMo/view

第 19 回 嘉数コーディネーター(MP3 :5 月 12 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1ZkKtDlGBtYGSCRy0knmAFl0vrbsdOD8m/view

第 18 回 石垣コーディネーター(MP3 :5 月 5 日放送)
https://drive.google.com/file/d/15e3csq4cxNzYXh3T72MVnQMpFCHlgF3U/view

第 17 回 渡具知コーディネーター(MP3 :4 月 28 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1lQRfE8UvMmVQ4UjDirfkH72vPyx-t866/view

第 16 回 絹川コーディネーター(MP3 :4 月 21 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1zS0thaZVaylxNkwNzjlWjBNtOfBghRLA/view

第 15 回 大和田コーディネーター(MP3 :4 月 14 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1w2T4YpW_xovJ4WyLJB6xQ_xX0Gdu2XYU/view

第 14 回 豊嶋コーディネーター(MP3 :4 月 7 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1geTsJOP1dxL3Gahu8-Az0JVoLPr0jh04/view

第 13 回 上地チーフコーディネーター(MP3 : 3 月 31 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1wdc_9dFtRI8JJL3IJaPFlaV976d2XkEH/view

第 12 回 平田(勇)コーディネーター(MP3 : 3 月 24 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1n_GLFYFbCISYj_jLO_j6z8CSBjDux6Y8/view

第 11 回 山城コーディネーター(MP3 : 3 月 17 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1WiHZ-0qjED4kEw8R05TV549xc2MnwwwG/view

第 10 回 野口コーディネーター(MP3 : 3 月 10 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1msFWU0nmD510L24yETEssfH29YZhPVYd/view

第 9 回 林玲コーディネーター(MP3 : 3 月 3 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1xdPZROukhkma3qAlLijnAgNOwQ6riM0H/view

第 8 回 鈴木コーディネーター(MP3 : 2 月 24 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1Zr5YS42d9voiznc938V-4rxz2lMQuiZJ/view

第 7 回 池村コーディネーター(MP3 : 2 月 17 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1B1-p-_cCe4GLw9TnKoWLYRvS7Uo95SFn/view

第 6 回 遠山コーディネーター(MP3 : 2 月 10 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1epWFgdJFzA3JqG9jZXCXC78AaYn7ZXsd/view

第 5 回 金子コーディネーター(MP3 : 2 月 3 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1bySLjQG5uK5If9OS-FfecrzwGxbZK612/view

第 4 回 赤嶺コーディネーター(MP3 : 1 月 27 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1g-as_qTpFKTiJs7fyB5BnhoqpHl2XxsB/view

第 3 回 仲宗根コーディネーター(MP3 : 1 月 20 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1Spyj_Gl6RBSLF0B4smauLI_Slfii53BO/view

第 2 回 金城サブチーフコーディネーター(MP3 : 1 月 13 日放送)
https://drive.google.com/file/d/12qNYL_bR3s1yerfFBD0SwtmFjMs-F1z0/view

第 1 回 上地チーフコーディネーター(MP3 : 1 月 6 日放送)
https://drive.google.com/file/d/1fKzUoV6RdDQWRmAypBUeotPNupdjV8Gk/view

  


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CASE314 現状では借入金返済ができない

借り換え・ネット活用で

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例


令和 3 年 1 月 17 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 K社
 ◆ 業 種 中古車販売
 ◆ 所在地 沖縄本島内
 ◆ 資本金 個人事業者
 ◆ 創 業 2012年
 ◆ 従業員 数人

【相談】
 以前にもよろず支援拠点のアドバイスを受け、経営改善を図って赤字から黒字転換できた。しかし依然として手元資金は乏しい。半年後には借り入れの元金返済が始まるが、現状では返済ができない。

【回答】
 店舗と展示場の二か所の賃貸料負担のうち、店舗を閉鎖して中古バスを利用した事務所を展示場に設置して経費を削減してきた。家賃の圧縮が図られた結果、昨年の上半期の半年間で何とか赤字からは抜け出すことができた。しかし、コロナ禍の中で売り上げは顕著な回復はできていない。まず沖縄振興開発金融公庫のコロナ関連融資と、信用保証協会の保証が付いたセーフティーネット融資への借り換えを相談した方が良いと判断した。
 そして金融機関に相談する際は、現在、借り入れ条件を変更している融資はコロナの影響を受ける前の融資であったことや、仕入れ資金がないため売り上げが少ないことなどを丁寧に説明するようアドバイスした。
 赤字解消など、順調に経営改善が進んでいるとの評価が金融機関から得られ、金融公庫と保証協会の保証が付いた民間銀行からの借り入れが、3年間の元金支払い据え置きで実現できた。仕入れ資金の確保が可能になり、相談時には月1台しか販売できなかった中古車が、その後は5台まで販売を増やすことができた。
 また、売り上げ拡大のための情報発信として、開業以来、毎日更新していたブログについて、書き方をアドバイスしたところ、ブログサイトへの訪問者が千人を超えた。その影響で店舗来店者数や販売台数も増えていった。
 オークションなどで直接仕入れた車両を修理して販売する場合、経費が掛かり利益は出ないが、低価格車販売の「車のアウトレット」として紹介し、ターゲットを絞り込んで情報を発信する取り組みが奏功した。
 相談者はアドバイスを受けた時、「『店舗の閉鎖は正直、どこかで笑われる』『お客さまが来るのか?』というマイナスイメージがあった」と言う。しかし結果として経費を抑える事ができ、以前にも増して来店者数や販売台数も増加した今は「体裁よりも今が大事だ」と気付いていただいた。
 コロナ禍の続く中で、県民の足としての安い車両販売を続けられるよう、今後もよろず支援拠点としてサポートしていきたい。
(県よろず支援拠点サブチーフ コーディネーター・金城力

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。  


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CASE293 焙煎機導入へ 補助金申請したい

経営革新計画 承認得る

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 ものづくり補助金 経営革新計画



令和 2 年 8 月 9 日(日曜日)沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 ピュアキャッスル
 ◆ 業 種 珈琲専門店
 ◆ 所在地 豊見城市
 ◆ 資本金 300万
 ◆ 創 業 2013年
 ◆ 従業員 5人


【相談】
 新型コロナウイルスの影響で経営が厳しくなってきた。顧客とのコミュニケーションを大事にしながらも、市場が拡大するネット販売にも挑戦したい。生産拡大が図れる中型の焙煎(ばいせん)機を導入するための補助金申請のアドバイスがほしい。

【回答】
 世界のコーヒー豆を自家焙煎し、提供してきた仲座清也代表は県内で唯一、日本スペシャルティーコーヒー協会が認定するアドバンスドコーヒーマイスターの資格を持つ。「どこにいても私達のCaféタイム」というコンセプトのもと、コーヒーを楽しめるセミナーも行ってきた。
 しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月から売り上げが減少し、4月には店を一時閉めなければならない状況に陥った。この状況が当面続けば実店舗だけで経営は厳しいと考え、ネット通販へシフトすることにした。
 そのためにはECサイト構築だけでなく、安定した生産体制が必要である。従来の焙煎機は小型で、機械を動かすには技術と経験も必要であるため生産を拡大できない。電気システムで生産をコントールできる焙煎機を導入できれば良いのだが、一定の設備投資額がかかってしまう。そこで「ものづくり補助金」活用の相談を受けた。
 ものづくり補助金はその申請内容も大事だが、経営革新計画の承認を受けると加点対象になる。ものづくり補助金の申請書作成と並行し、経営革新計画書の作成も地元の商工会と連携を取りながら進めて行くことにした。相談時期がコロナの感染拡大期と重なり対面相談が困難となったが、ウェブ会議システムや電話、メールを駆使することで無事申請できた。
 後日、経営革新計画の承認と、ものづくり補助金の採択という良い知らせを受けることができた。しかしそれがゴールではない。導入した新しい焙煎機で生産性は向上する。ネット通販のためのECサイトも単に商品を羅列するだけではなく、ZOOMのオンラインセミナーなどを通して顧客とのコミュニケーションを図っていく。WEBと実店舗との相乗効果で売り上げ拡大を図っていくことを目指したい。
 コロナ禍でも愛飲されるコーヒーを提供できる店づくりを今後もサポートしていきたい。問い合わせは 珈琲専門店 Purecastle珈琲 電話098(987)1230
(県よろず支援拠点サブチーフコーディネーター・金城力

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【豊見城カフェ ピュアキャッスル コーヒー】
〒901-0225 沖縄県豊見城市字豊崎1ー40 プロースト 102
TEL:098-987-1230
URL:https://purecastle.hp.gogo.jp/


  


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感染防ぎ収益確保へ 「コロナと共存」飲食店の挑戦

安心感拡大へ創意工夫

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 新型コロナウイルス対応 融資 資金繰り 創意工夫

令和 2 年 5 月 26 日(火曜日)沖縄タイムス 特集 4 面掲載


 県の休業や時短営業の要請が解除され、飲食店の営業再開が広がっている。人々の外出は増えているが、コロナ前の活気にはほど遠い状況だ。専門家はコロナ終息には時間がかかるとし、「景気は悪化すると覚悟を決めた方がいい」と警鐘を鳴らす。「コロナとの共存」の中で、感染を防ぎながら、収益を確保する新たな発想での挑戦が必要と説く。

テークアウトやネットを活用

 中小企業や個人事業主の相談をワンストップで受け付ける県よろず支援拠点には、新型コロナウイルス感染拡大に関する相談が1100件を超えた。コロナ関連を含む全体の相談件数は、4月には949件と前年同月の3倍に急増。資金繰りに窮するなど相談内容も深刻さを増しているという。

■ 助成金を活用

 金城力コーディネーターは「資金繰りに追われると、まともな経営判断ができなくなる」と当面の資金確保の必要性を強調する。電気やガス、消費税、社会保険、国民健康保険といった支払いが猶予されているものは、すぐに手続きを取るようアドバイス。セーフティネット融資や、持続化給付金などの助成金も「フル活用」を勧める。
 「今は緊急事態。支払いを延ばし、取れるものは取っておく。資金繰りを改善させてから、コロナへの対策を考えていくべきだ」と話した。
 「これからの飲食店経営で重要なのは安心感」とするのは上地哲チーフコーディネーター。社会的距離を保つための入店制限、ビニールカーテンの設置などの感染予防策を徹底した上で、「実施している対策をお客さまにきちんと発信することで、信頼を得られる」と述べた。

■ 国際基準導入

 食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」も予防対策に有効とし、「今年から飲食店の導入が義務化されており、この機会に取り入れて欲しい」と強調。それぞれの飲食店が感染予防策に取り組み、安心感を広げることで「沖縄県全体のブランド価値も高まり、コロナ後の観光回復につながる」と呼び掛ける。
 自粛期間中の飲食店は、テークアウトやデリバリーのほか、ネット通販などあらゆる方法で、落ち込んだ売り上げの確保に乗り出した。
 池村博隆コーディネーターは「人との接触を抑えるなどのコロナ対策に取り組みながら、いかに収益につなげるか創意工夫が求められる」と指摘。中食市場の取り組みを目指し、総菜製造の許可を申請したレストランもあるとし、「これまでの考え方を超えたチャレンジが必要になっている」と説明した。
  


Posted by 沖縄県よろず支援拠点 at 22:56Comments(0)