こちらの記事をお読みになり「自分も相談したい」とお考えのみなさま。
沖縄県よろず支援拠点に創業前・後問わず気軽にご相談予約ください。
■ お申込みは、
月~金(祝祭日を除く)9:00 ~ 19:00
土曜日(祝祭日を除く)9:00 ~ 17:00
TEL 098-851-8460
または、24 時間 / 365 日お申込み可能なネット受付は >> コチラ
紹介パンフレットはコチラ
~ 相談は何度でも無料です!! ~
友だち追加

よろず公式インスタグラムをフォロー



CASE 512 法人決算 ベストはいつか

資金繰りを考慮し決定

沖縄県よろず支援拠点 沖縄タイムスカルテ記事 支援事例


令和 7 年 1 月 12 日 沖縄タイムス 経済面掲載


 ◆ 企業名 G社
 ◆ 業 種 卸売業
 ◆ 所在地 那覇市
 ◆ 資本金 個人事業
 ◆ 創 業 非公表
 ◆ 従業員 非公表

【相談】
 個人事業から法人成りを検討しているが、法人にした際の決算はいつにするのがいいのか、どのように決めたらいいか相談したい。

【回答】
 食料品の卸売業を営んでいるG社は個人事業として創業し5年。売り上げ、利益ともに順調に伸びている。今回の相談は、法人化に当たり決算月の決定についてである。同業経営者など周囲に相談するとさまざまな意見があり、ますます混乱してしまったとのことで相談に訪れた。
 個人事業の決算月と違い、法人は任意の月を選択することができる。年度末を選択する企業も多いが、事業にかかわるさまざまな要素を考慮して決定する方が好ましい。特に資金繰りの影響を考慮して選定することが重要で、次のような観点から検討してはどうかとアドバイスを行った。
 まずは売り上げのピーク時期を考慮すること。いわゆるかき入れ時がある場合、それ以降に決算を迎えると、決算期末の資金繰りが楽になってくる。その理由としては決算の納税が決算日の2カ月後となるためである。通常の仕入、経費の支払いに加え、納税資金の確保となると資金繰りに与える影響はかなり大きくなってくる。経費の支払いにおいても賞与などの影響により特定の時期には支払額が多くなることがある。
 また、不動産や大きな設備を所有している会社においては固定資産税や維持費など特定の時期の支払額が多くなってくる。卸売業を営むG社においては大きく仕入を行う時期があり、仕入直後の在庫を抱えた状況で決算を迎えた場合、納税資金も用意しなければならないため、資金繰りを圧迫してしまう。
 売上ピーク時にしっかりと販売を行い、売上代金の回収ができたところで決算を迎えることができれば資金繰りの安定した経営がしやすいといえる。資金繰りの安定は事業の継続、発展にとって最も重要な要素である。そのため資金繰りを考慮した決算月の決定は経営計画の立てやすさにもつながる。
 今回のアドバイスを元にG社に合った決算月を決定することができた。代表者にとっても良い決定ができたと思う。法人化後もさらなる事業発展を願ってあらゆる分野からの支援を続けていきたい。
(県よろず支援拠点コーディネーター・税理士 遠山康英

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。



ウイルス対策ソフト
【おすすめ】Win も Mac も、感染してからでは遅い!無料体験から始める人気ウイルス対策ソフト


国(中小企業庁)が設置する無料の経営相談所 沖縄県よろず支援拠点
〒901-0152
沖縄県那覇市字小禄1831番地1
沖縄産業支援センター 414 号室
TEL: 098-851-8460
E-Mail : contact@yorozu-okinawa.go.jp
公式 HP : https://yorozu-okinawa.go.jp/
ご相談のお申込みはコチラ
紹介パンフレットはコチラ
営業時間
平日 9:00 - 19:00
土曜 9:00 - 17:00
※日曜・祝祭日は休業日


友だち追加

よろず公式インスタグラムをフォロー

同じカテゴリー(開業・創業)の記事

Posted by 沖縄県よろず支援拠点 at 05:20│Comments(0)開業・創業コーディネーター遠山 康英
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。